月姫
 (C)TYPE-MOON

         
 
 
 
 
 
 …………。
 
 
 
 次に意識に触れたのは。
 
 漆黒の衣を纏った少女の小さな手のひら。
 
 そのくすぐったさに頬を綻ばせて。
 
 
 
 男は再び眠りにつく。
 
 
 
 次は誰と殺し合うのか。
 
 自分は本当に殺人鬼なのか。
 
 見えない本性に向き合うように。
 
 
 
 そしてまた、赤い夜の下へ――
 
 憑かれた狂気に抗うモノを照らす、月灯りの袂へ――
 
 
 
 
 
◆◇ あとがき ◇◆
 
 
 えーと、自分で言うのも何なんですが、書いていても主旨が思いつきません(ぉ
 
 これぞ「本能の赴くままに」といった行為なんでしょうか?
 
 あえて固有名詞は使っていませんが、まぁ判っていただけると信じてここにも書きません。
 
 あらすじを一言で述べるならば「彼女の夢オチ」と言えばいいのでしょうか。見せているのは彼女ですが、望んでいるのは彼自身とゆーことで。
 
 自分に潜む「彼」を引きずり出そうと夢に陥り、そのたびに相手を殺していくというエンドレスな内容です。
 
 ぶっちゃければ「KOF」みたいなものです。夢の対決みたいなー(笑)。
 
 ちなみに、タイトルは「月明かり」と「憑き朱り」の語呂合わせってことで。





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